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Dec31 2011 quote

もと登山用具店に勤務していた者です。

ケルティーの白いザックですか?
製品名は忘れましたが白いザックを確かに作っていた時期がありました。
昔、90年代初め頃に80リットルのザックを製造販売していました。
このザックに使われていた生地はスペクトラナイロン(日本での製品名:ダイニーマ)を使っていてザック自体の重量を軽く作る事が出来ました。一般的な生地 で80リットルクラスのザックを作れば当時は2キロ後半から3キロ前半の重量になるのですが、このケルティーのザックは80リットルの容量があるのにも係 わらず重量は1500グラムと非常に軽量に作られていました。
最近流行の軽量ザックは生地も薄く背中にはフレームも入っていないウエストベルトにもパットも入っていないただのナイロンベルトと云うのが相場ですが、こ のケルティーのザックは生地は薄くても通常のザックに使われている生地と強度は変わらず、背中のフレームには軽くて強度のあるチタンフレームを使い、ウエ ストベルトも通常のザックと変わらないパッドの入った確りとしたウエストベルトを装備していて1500グラムの重量でした。
なぜザックの色が白なのかは、スペクトラナイロンに染色出来ず材料自体が白い色をしていたので、この生地を使ってザックを作ると必然的に白いザックになっ てしまうというだけです。意図的に白いザックを作ったのではなく、素材を吟味して最善の材料でザックを作ったら白いザックになってしまったのです。

このザックの欠点は三点ほどありました。
一つ目、当時の定価で11万円という高額な商品でした。
二つ目、生地が薄くて白いのでザックの中に入れた物が透けて見えてしまう。
三つ目、生地が白いので汚れが目立ちやすい。

ケルティーでは現在このモデルのザックは廃番になってしまい作られていません。